呼吸機能検査
アレルギー体質のお子さまは喘息も持っている可能性が高い傾向にあります。喘息の有無を調べるためには主に呼吸器機能検査が用いられます。マウスピースをくわえて呼吸をしていただくと、気道が狭くなっているかを数値で確認できます。お子さまが怖がってしまい協力が得られないとできない検査ですが、大体小学校1年生、6歳くらいのお子さまであれば通常測定可能です。
気道可逆性試験
気管支喘息の診断と治療経過を見るための検査です。治療薬である気管支拡張薬(β刺激薬)を吸入して、その前後で肺機能検査を行います。もし喘息発作が起きていれば薬の吸入後に息を吐きやすくなり、1秒間に吐き出す息の量「1秒量」も増えます。1秒量15%以上、もしくは200ml以上改善すると気管支喘息の可能性が高いと判断されます。